フルオープンアタック！
今回も、家やゲーム会で遊ばれているゲームをご紹介！「卵が先か真珠が先か？」こと星野☆船長です！
ノートルダムと同時期に個人輸入で買った覚えがあるノッティンガムを紹介します！
目次
基本情報
| 人数 | 3-7人 |
| 時間 | 45分 |
| 発売 | 2006年 |
| 言語依存度 | なし |
| ルールの複雑さ | 1ゲーム目で覚えられる |
| 遊ぶならどんな時？ | 玉子や唐揚げが食べたい時 |
ボドゲーマ: ノッティンガム
BoardGameGeek: Nottingham
おもしろポイント
- カードを集めるゲーム。決してカードを奪うゲームではない！
- 役を揃えるゲーム。決してカードを奪うゲームではない！
- 王様の一周は、意外と早いぞ！？決してカードを奪うゲームではない！
ノッティンガムって……どこ？
いつもどおりの疑問ですが、ノッティンガムはイギリスです。何やら非常に美しい街だそうです。ストリートビューした感じでは、確かに綺麗だけど車が多かった……
前に紹介したラグーザの時は綺麗な場所をすぐに見つけられたので、それと比べると惜しいぞ、ノッティンガム！でも、きっと綺麗な場所があるんでしょうなぁ。
ウヴェ・ローゼンベルク作
ウヴェさん、七つの海ではワーカープレイスメントでアグリコラを紹介して以来、2度目かな？この人のゲームは、遊んでいる年代によってイメージが全然違うのでは？
船長は、ボーナンザやノッティンガム、マンマミーアが先にあって、その後アグリコラを遊んでいるので、最近は随分、重いゲーム作るんだなぁとその時は思いましたが、実はウヴェさん、アグリコラ以降はずっと重たいゲームばっかり一貫して作ってます。あと、たまに二人用を出しているくらい？
うちにはウヴェさんのゲームは軽いのが多いので、次に紹介するのも軽いかも……
ゲームの流れ
山札からカードを1枚めくり、めくったカードの効果に従います。方法は色々ですが、結果的には誰かからカードをもらう事になります。その代わり、めくったカードを渡します。カードをもらうのではなく、めくったカードをただもらっても良いです。
その後、手札で役が揃ったなら、それを公開して点数に変えられます。
役が揃ったらボード上の黒いコマが1歩進み、持っている手札の枚数によっては、ボーナスでカードをもらう事が出来ます。
黒いコマがボードを1周したらゲーム終了します。それまでに役を揃えて点数を稼いで勝利を目指していきましょう！
カード紹介
カードの名前の後ろには伝わりやすい名前と点数が書かれています。
銅貨：オークション (7点)
銅貨がめくられたら、全員が一斉に銅貨と交換してもいいカードを1枚場に出します。めくったプレイヤーは、その全員のカードを見て、その中から1枚選んで手札にくわえ、選ばれたプレイヤーはめくられた銅貨のカードを獲得します。残ったカードは各プレイヤーの手札に戻ります。
燭台：ランダムドロー (8点)
プレイヤーを1人指名し、そのプレイヤーの手札からカードを1枚、無作為に獲得します。指名されたプレイヤーはめくられた燭台のカードを獲得します。
金塊：トラップ (9点)
めくられた金塊をタップ状態で場に置きます。罠カードから2枚引き、どちらか1枚を裏向きにして金塊の上に置きます。もう1枚は罠カードの山札の一番下に入れます。
誰かの役が揃った時、罠の条件が合致していれば、該当のカードを役が成立させる前に役としてオープンされたカードから、任意のカード1枚を捨てさせる事が出来ます（それでもなお、役が揃う場合もあります）妨害されたプレイヤーはタップしてあった金塊を獲得して、罠カードは罠の捨て山に表向きに捨てます。
真珠：カスタムドロー (10点)
プレイヤーを1人指名し、そのプレイヤーの手札を自分だけ見ます。そしてカードを1枚選択し、獲得します。指名されたプレイヤーはめくられた真珠のカードを獲得します。
宝石：フルオープン (11点)
プレイヤー1人を指名し、そのプレイヤーの手札を全員に見えるように公開します。さらに、その中からカードを1枚選んで獲得します。手札を公開したプレイヤーは、めくられた宝石のカードを獲得します。
首飾り：ガード (12点)
誰かから指名された時、首飾りのカードを差し出す事で、そのカードの効果のうち、獲得を防ぎます（めくられたカードは獲得できます）金塊の罠には効果がありません。
宝箱：高額オークション (13点)
めくったプレイヤーの左隣のプレイヤーから、1人ずつ順番に、めくられた宝箱のカードと交換してもいいカードを、2枚まで表向きに場に出します。全員がカードを公開したら、いずれかのプレイヤーが出したカードを獲得します。選ばれたプレイヤーは宝箱を獲得します。残ったカードは各プレイヤーの手札に戻ります。
役を揃える
ノッティンガムにおいて、役を揃えるというのはとても簡単です。3枚以上同じカードを場に出せれば、それが役になります。
役が揃ったら、揃ったうちの1枚を裏向きにして自分の点数にし、残りは捨札になります。点数がわからないばかりか、枚数を隠す為のカードもあるので、徹底して点数をわからせないようにしてあります。
特別な役
通常の役は3枚以上同じカードを揃えるだけで成立します。他に、早いもの勝ちの役があります。4つの役は2人までしか役として認められず、3人目以降には点数にならないだけでなく、役として出す事も出来ません。
2人が揃えてしまうと点数が下がります（2人目が揃えたらカードを裏返します）
罠カードで成立を阻止する事が出来ますが、5枚同じカードの役は、4枚になるだけなので同じカードを揃える通常の役になります。
ちなみに、この特別な役を揃えた時も1枚残して残りを捨札にするので、一番右側の写真の役は30点+宝箱で13点になります（もちろん、銅貨7点を残しても良い）
こう考えてゲームしたらいい？
まず、真珠がうずらの玉子にしか見えない！というネタはさておき、このゲームは役を揃えるゲームなので、相手に何を揃えているのかあまりバレないようにした方が良いわけです。逆に、相手が何を揃えているのかは知りたい情報となります。
ほとんどのカードは相手の手札情報を開示する事が出来ます。何のカードを獲得したのか、何を持っているのかはなんとなく掴む事が出来ます。
罠には色々な種類があるので、はっきり言って狙って落とすのは難しいです。プレイヤーの狙い撃ちを設定してしまうと、その人が役を揃えない限り死にカードです。
なので、揃えているカードを見極め、自分の方が早く揃えるように、間に合わないならなんとか役が落とせるように頑張りましょう。
このゲームは、カードを奪い合っているように見えてしまいますが、カード総数はだんだん増えています。なので、カードの中身がわかっていれば奪いあうというよりは、必要なカードをすぐに手に入れてあがるように考える事が出来ます。
このゲームは、総数が減らないので攻撃的とは思わない方が良いです。
むしろ、思ったとおりにカードを持っていく方が難しいですし、それを続けていると他の種類の役が揃ってしまいます。にこやかにカードを渡しあいましょう。まるで世界の七不思議のように！
Twitterで検索！
ノッティンガムのシェリフという別なゲームがあるので、検索するとどっちも出てきてしまうようですねぇ。
さあ、遊ぼうか！
秋葉原で行われている平日の癖にゲーム会でリクエストを受け付けているので、ノッティンガムを持ってきて！と言ってもらえれば、持っていきます！というか、むしろ箱が小さいので結構な回数を持ってきています。人数も3-7人とレンジが広いのも持ってきやすい理由でもあります。
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