た行 ボードゲーム 突撃!隣のボドゲ卓!

突撃!隣のボドゲ卓! Vol.012 大聖堂 (Die Säulen der Erde)

ボードゲームは大聖堂がお好き

「大聖堂はワシが育てた!」こと星野☆船長です!今回も遊ばせてもらったゲームの記録をご紹介していきます!

基本情報

人数2-4人
時間90分~
発売2006年
言語依存度カード名や効果は日本語化した方が良い
ルールの複雑さ1ゲーム目で理解できる
遊ぶならどんな時?建築したいなら、まさにこれ

ボドゲーマ: 大聖堂
BoardGameGeek: The Pillars of the Earth

おもしろポイント

  • 職人を育てれば大聖堂は作れるが、資材が取れるかわからない!
  • バッグから誰が出てくるのかわからない!
  • 徴税額もその日の気分でわからない!

大聖堂を建築せよ!

大聖堂という有名な小説があって、それをゲーム化したのがこの作品……という事ですが……大聖堂、読んだ事ないなぁ……

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)posted with AmaQuick at 2019.12.29ケン・フォレット,矢野 浩三郎
ソフトバンク クリエイティブ (2005-12-17)

5つ星のうち3.9

¥937 Amazon.co.jpで詳細を見る

2005年に日本語でも発売されているようで、全世界で2000万部も売れている大人気の作品……きっと、このボードゲームでは原作再現が行われているのでしょう(きっと)

ゲームの流れ

大聖堂がどんな風に進行するのか、簡単にご紹介します。この流れを誰か1人でも理解していれば、進行はスムーズです。持ち主が頑張ればOKかな?

資材補充

まず、資材と職人が市場に売り出されます。お金で買うか、労働者を派遣してゲットします。

職人は4枚のうち2枚が売りに出され、残り2枚はボード上での獲得チャンスにまわります。他にも人物カードが場に出てきたり、とても貴重な金属が置かれたりします。

画面下の方のカード、左が職人、右が資材

資材カード

クルトン3個を生み出すよ☆

本当は、クルトンじゃなくて砂ですね。労働者を4人派遣すればこれをゲットとなります。労働者は12人いて、ここでは自分の番が来たら労働者を派遣して資材をゲットできます。

職人カード

売りに出される職人はもっと強力

1ターンに4回まで木材2を1点にする職人、1ターンに3回まで、砂3を1点にする職人など、効果は絵で見てすぐわかります。名前にシールが貼ってあるのは後述ですが、ここは日本語化しておいた方がわかりやすいからです。

上記2種のカードを順番に購入していきます。余った労働者はみんなで出稼ぎに行きます。

ボード全景

役割配置

資材補充が終わったら、盤面にコマを置いていきます。コマを置く順番は、袋の中から出てきた順です。また、最初に出てくると7金で置く、2番目は6金で置く……という風に先手番のプレイヤーはお金がかかります。パスする事も出来ますが、その場合は全員が置いた後になります。

バッグに入れるコマ

どこに置いた方がいいんだろう……!?

色々と効果があるので置く場所については割愛しますが、こんなのがあるよ!というのは紹介します。

  • 悪いイベント回避(良いイベントの場合、売り場から資材をゲット)
  • 人物カードをゲット(基本的には即使用、永続や後で使えるカードも)
  • 勝利点を2点獲得、1点獲得
  • 徴税回避権
  • 職人獲得x2
  • スタートプレイヤー権
  • 季節労働者獲得
  • 購入or売却権x4

これらを取り合って、大聖堂を建築していきます。 購入or売却には、木材や石材の職人がいないと購入と売却が出来ない等のどう見てもカードには書いてない制約があります。 ルールをよく読んだ方がいいところです。

建築時には、職人に資材を渡して、その結果が点数になります。

ちなみに、初期職人はあまりにも資材の効率が悪いので点数が見込めないのです。ちなみに、スタートプレイヤーを示すコマは大聖堂の部品となっていて、ラウンド終了時にボード中央に置かれていきます。

スタートプレイヤー権を誰かが取らない限り、ずっとスタートプレイヤーは変わりません。

1ターン経過

スタートプレイヤーのコマは、大聖堂の一部になっていてラウンド終了時に建築されます。その後、新しい大聖堂のパーツがスタートプレイヤーに渡されて、次のラウンドが始まります。

コツコツ建設!

あるプレイ記録

平日ゲーム会だと、それぞれが卓をたててしまうのでどうしても同席が難しいあいにゃんさん、EBIさん、なかざわさんとプレイ。持ち主はあいにゃんさんであります。

資材で攻めるぞ

とにかく資材を集めて、職人に作らせるという正攻法で行くと決めた船長、怒涛の資材購入であります。初期の段階から徴税回避+金属も手に入れる方式で点数を地道に積み重ねる……!

第三段階

お金と手番の微妙な関係

ゲーム開始時からお金のやりくりのバランスが気になっていて、0に限りなく近くなってしまうのでは?という懸念から、使い込みに気をつけよう!としてましたが、1ラウンド目に金属が手に入ったのでこんな金属は売ってしまえ!と、貴重品を売却していくスタイル。一気にお金持ちに。

しかし、お金は手に入っても使い道がもったいない。手番が早いと持っていかれるお金が多いのです。

手番は袋から引かれるので、思った手番では来ないし、早ければ自由に選べても金額は高くなってしまう……後で引かれた場合は安いですが、ほとんど取りたいワーカーを置くプレイスメントがもうないぞ!?

また、スタートプレイヤーが手番コマを引くのですが、ラウンドにつき1回だけ引きなおす権利があります。これで引っ張ってくるしかないのか!?妨害にも使用可能。ただ、基本的には運ゲーなので、ダイスで徴税とともに船長大好きであります。

塔が片方完成

人物の役得と勝利点

一方、なかざわさん、人物カードから勝利点2、勝利点1のマスに入ったら+1点という人物をゲット。これは!?もしかして、全員で勝利点マスを止めに行かなければいけないのでは!?しかし、手番順の問題と「+1点」を軽視してしまったのか、あまり止めに入らず……

黄色はなかざわさん。+2点でグイッと得点獲得

手番が早ければ毎回+2点がゲット出来るのは美味しい効果でした。人物なので、ランダムに登場する為、こいつがいつも強いとは限らないし、出てこないかもしれない……

二本目の塔が立ちました

資材の奪い合いは激化

職人パワーを上げながら資材で点数を確保する3人。お互いに潰し合ってしまう展開になりますが、若干の棲み分けがあって、船長はどちらかというと石材に偏っていたのです。しかし、木材ではほぼ全員がバッティング。木材は最初に労働者が持ってきてくれる分では足りない……あいにゃんさんは季節労働者を利用して無理に引っ張っていく、EBIさんは人物カードで毎ターン追加点数や追加資材をゲットしていく……最終ターンは購入or売却の最初の席が荒れておりました。

所持金を示すトラック。船長はお金持ちであります!(今だけ)

結果発表

御覧ください。この最終得点!

なかざわさん1位!強い!悔しい!楽しい!

船長はというと、2位であります!

やはり+2点を取り続けた成果が出ております。人物カードが出てきたターンが早めだったのと、誰も邪魔に行かなかった(行く暇がなかった)のは大きかった……数回止めていれば並んだかも?

途中で「手番が早くて金額が高いから、勝利点を止めに行くのはワイの役割じゃないんやでー!」と勝利点マスを無視していた自分がうらめしい。まあ、ボードゲームはそういう物です!楽しければ良いのです!

出来上がった大聖堂はこちら

ギャラクシートラッカーよりは上手く作れた

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遊んだ場所

平日ゲーム会でもおなじみの、イエローサブマリン秋葉原RPGショップであります!もっと色んなところで遊ばないとなぁ。

ボードゲーム[ランクB/和訳シール貼付済] 大聖堂 ドイツ語版 (Die Saulen der Erde) [日本語訳付き]

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