結局、シュテファン・フェルトが好きなんだろう?
輸入してから1年間放置され、日本語ルールを印刷してから半年放置されてしまったが、遊んでみたらなんて面白いんだ!と、その後は意外と何度もゲーム会に持って行っているゲームを紹介していきます!
お送りするのは「ストラスブールってどこ!?」こと星野☆船長であります!
目次
基本情報
人数 | 3-5人 |
時間 | 60-90分 |
発売 | 2011年 |
言語依存度 | コンポーネントは言語依存なし |
ルールの複雑さ | 1ゲーム目で理解できる |
遊ぶならどんな時? | 重たい競りゲーとしておすすめです |
ボドゲーマ: ストラスブール
BoardGameGeek: Strasbourg
ストラスブールってどこ?
ドイツとフランスの境にあるようで、パスポートなしでもドイツからいける街……ドイツ行ってみたいですねぇ。Googleマップが便利なので、とりあえず場所を確認。
ストラスブール大聖堂
大聖堂、大きい!そして観光客がいっぱい!ラグーザの時もそうだったけども、街並みがそもそも綺麗ですなぁ……ドイツ行ってみたいなぁ(ストラスブールはフランスです)町の紹介はそのくらいにして、本題のゲームの方へ!
おもしろポイント
- 計画性が必要な競り準備!どこまで引いて競りに行こうか!?
- 陣取り要素が個人目標とあいまって見えない戦い勃発!
- 教会ってこんな形でしたっけ……?
議会で影響力を持つのだ!
EUの欧州会議の本会場はストラスブールにあるそうですが、このゲームはもう少し前の時代、会議にはいろんなギルドの有力者が送り込まれて、なるべく街での権力を伸ばそうとしているわけです。
ストラスブールの議会を牛耳りたい一族になったn人のプレイヤーが、ギルドに人を潜り込ませ、そして議会に人を潜り込ませ、権力を勝ち取っていきます。区画を多く占拠したり、大きな施設の近くに自分の一族を出店させて勝利点を多く獲得できたプレイヤーが勝利するゲームです。
盤面観光
点数トラック
ぐるっと回る系の点数トラックです。トラックがちゃんとまっすぐ四隅にあります。曲がってるのはブルゴーニュだけかな?
議会
こちらには議員を送り込みます。選挙は地盤を固めるのが大事ってところですかね?ラウンド終了時には議員がいっぱいいますが、次のラウンドになると議員は全員、いったん解散!
街の様子
こちらは街の様子。ゲーム終盤になると、ワラワラと人が送り込まれた状態になります。
オークション
オークションの順序を決めるタイル。これがシャッフルされるので、毎回違った展開を生むようになります。上から順番に処理されるのを見越して、どれだけ競りに参加すべきなのか、どの要素は今回は置いておくのか……などカードの選び方は注意が必要です。
(ブレブレでうまく撮れてなかったので、画像はもう少しお待ちください)
手番に行う事
自分の山札からカードを引いて、手札にします。何枚引いてもいいです。1枚引いて、まだ引くかどうか考えて、引いてもいいと思うならまた引いて……
あれ?ミスティック・ベールみたいだぞ!?と思いましたか?ストラスブールが先です。この山札は24枚で構成されていて、1-6まで数字が書いてあり、この後の競りで負けた時のみ、ほんの少しだけ補充されます。5ラウンドの中で24枚しか使えないという、ギリギリのバランスです。全員がただ引いてはカードを見るを繰り返して、みんなが引かなくなるまで続けます。
何枚引いたのかはわからないようにしておきます。
そして、次のステップ。競りで使うセットを作ります。セットは1枚以上のカードで作り、何セットあっても特に問題ありませんが、競りの回数が7回なので、それ以上作っても意味はないでしょう。
例えば、1と6を組み合わせて7としてセットする……3は1枚でセットしておいて、今回はあまり競りに参加したくないので、おしまい!2セットで競りに挑む!というイメージです。
これも何セット作ったのかはわからないようにしておき、全員がセットをつくったら、一斉にセットの数を公開します。
競る!
競りには各ギルドでの影響力を高めるのは誰かを決めたり、議員のコマを増やしたり、教会をたてる権利だったりと色々なものを競ります。競りには順番は、さっき観光でめぐったとおり、ゲーム開始時にすべて順序が公開されています。後々の事まで考えて競りに参加しないと、全然権利が買えないぞ!?
競りの内容によって若干違いますが、基本的には第1位から第3位までが議員を置いたり商品を買ったり、街に人を送り込んだり出来ます。
第1位なら全部できる、第2位なら2つできる、第3位は1つだけ選べる……という感じです。
競りに使用したカードは基本的に箱に戻す廃棄となります。ただし、順位がつかなかったプレイヤーは廃棄するカードの中から1枚だけ選んで自分の山札に戻せます。1枚のカードで勝負すれば、無限に勝負できる!
議会へ送り込む
議会に人を送り込んでエリアマジョリティを争います。有利にする事で点数を取りにいけます。とにかく人数が肝心ではありますが、ギルドではなく議会、教会に送り込んでいる事も重要です。第1位しかこの権利を得られません。
商品を手に入れる
商品を売ればお金を得られます。というか、お金を得る方法は商品を売るしかありません。つまりはここ以外、商品を手に入れるルートがありません。
商品はギルドによって違い、売却する金額も違います。どうせなら高い物を売りたい……!
出店する
お店を街に作って影響力を高めます。ここでもエリアマジョリティな要素があり、かつ個人目標のカードでは陣取りの形や場所で勝利点を獲得する事が出来ます。なので、みんなで違った陣形を目指しています。出店にはお金が必要です。立地によっては安い場所もあります。
第2位になった場合は「商品」と「出店」の両方が出来、第3位になった場合は、「商品」「出店」のうち、どちらか一方を選べます。
目的カードの達成
目的カードをゲームの最初に5枚もらっています。達成できそうな物を残して捨て、ゲーム終了時には達成していればしているほど、点数がもらえます。失敗した場合、1枚につき-3点……きつい!
点数計算用のサマリー
このカードを見れば点数計算はバッチリだ!
市街地1人につき1点。
礼拝堂の周囲なら+1点。
建物の周囲なら建物の点。
特権タイル1枚につき1点。
目的カード達成で書かれている点、失敗だと-3点
……あれ!?お金持ちになっても何も得がないぞ!?商品もいくら持っていても無駄だ!ここ、面白いところです。
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後は遊ぶだけですね!?
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