【これはボードゲーム……?】
TRPGではありませんか?と言われたら何も言えないかも?「でも、そんなの関係ねぇ!」こと星野☆船長です!
今回は、長い歴史を持つ国産RPGソード・ワールドを紹介します!ボードゲームのサイトですよね?と言われたら、これまた何も言えないですけども、この企画で紹介するのが一番正しいと思う中身なので、もはやコーナーに迷ったらこれ!です!
人数 | 2-5人 (GM1名含む) |
時間 | 60分~ |
発売 | 2019年 |
言語依存度 | あり。日本語版しか多分売ってないですが…… |
ルールの複雑さ | 初めてでも1シナリオ目で理解できる |
遊ぶならどんな時? | ボードゲーマーをTRPGの世界に連れていきたい時 |
目次
ソード・ワールド (※船長のイメージ)
国産のTRPGとして20年以上の歴史があり、関連書籍もどっさり!特にリプレイがたくさん出ているイメージです。一番覚えているのは大きなルールブックの「完全版」ですけども、それ以前の文庫版も結構たくさん出回っておりました。
ロードス島戦記やクリスタニアと同じ世界観で作られている、いわゆる「剣と魔法の世界」で冒険しよう!と思ったら、ソード・ワールドで入る……という感じでした。
TRPGとしては、とてもシンプルでわかりやすく、とっつきやすいシステムです。完全に主観で言うと、何もかもが親切。あと、銃を撃つ時に装填するターンがあるイメージ。
そういえば、スーパーファミコンにも
存在は知っているけど、遊んだ事がないので詳しく語れない……でも、思わぬところでスーパーファミコンのRPGで好きな作品に挙げる人にも出会うので、いつか遊んでみたいなぁ……あ、Switchで出たりしないかな?
開封していきましょう
箱のサイズはそうでもないですが、中身はいっぱい!キャラクターごとにペンで書き込みが出来るカードの存在は非常にありがたいですね。
しかも、今回はペンもサイコロも入ってる!こんなに親切でいいのかと叫びたい!今までのTRPGは、ここまで親切じゃなかったと思うのです(そもそも本だけの物と比べちゃいけないのかもしれない)
ちなみに、このスタートセット「水の都に沈む闇」はシティーアドベンチャー風に遊べる方です。もう片方あって、そちらは明らかに洞窟に入るであろう「星をつかむ迷宮」というセットで、合わせて遊ぶ事も可能との事。
キャラクター紹介
カイル
人間なので、まずは運命変転を使ってダイスをひっくりかえす逆転必殺の技の使いどころに悩むタイプ。カードが3枚あるのはレベルアップ対応なのです。裏面も似たような感じで、どのパターンに強くするか選べます。親切!
エッシェン
魔法拡大があるので、大量の敵をやっつけられる……かも?変な生き物枠でも頭が良いので、何かと冒険中には役立つぞ?
イーリス
ファイターでソーサラー。魔力撃でドカンと殴るべし。
ヴェロニカ
回復が出来る他、ターゲッティングで遠隔攻撃もOKなタイプ。このキャラがいないとポーションがぶ飲み系パーティーになってしまう……同じ名前でもドラクエに出てきた魔法使いとは全然違うキャラですなぁ。
本当は全キャラもっと詳しい説明がついてくるんですが、それは遊んでみてのお楽しみという事で。
敵キャラ
人間の敵もいますが、当然モンスターの皆さんもいるわけで……GMでやっていた感じ、左下のモンスターが強かったですね。こいつ1人でも結構戦える。いや、違うな。右上の奴等が弱かったのかも。ボスキャラはネタバレを避けておきます!
アイテム類
アイテムは全て、こういう縦長や横長なカードになっていて、キャラクターのタイルにくっつけて計算するように作られております。わかりやすい!親切!
効果もレーティング表威力表も全部載ってるので、ルールがわかってなくても参照する場所がわかりやすい!親切!
しかも、武器には+1の強化バージョンカードもあるので、本当に一切書き込む事なくゲームが進行出来るようになっているのです。
実際に遊んでみて……
ストーリー展開は、GMが感情を込めて読み上げてあげるだけでOKな感じです。感情を込めずに読んでも、ロールプレイが中心でないなら、まあ大丈夫かも……
シナリオは3つも入っているし、読み上げる中に進む道が示されているので迷う事はないと思います。書いてない事にプレイヤーがこだわりだした時には「それは考えなくても大丈夫です」とか「今回はその件は触れなくて平気」など、GMがうまく回避すると良いでしょう。
回避しなくてもいいのがTRPGの醍醐味という気もしますが、船長は少なくともこうして避けた!
戦闘
結局のところ、ソード・ワールドってハック&スラッシュなゲームだと思うんです。なんとなく普段からハック&スラッシュなTRPGばかりなので、避けられるかも?と思って「水の都に沈む闇」を買ったわけですが……まあ、やっぱり戦いは避けられないよね……
ちなみに、GMの目が冴えに冴えていてモンスターが無茶苦茶に強かったです!気持ちよくクリアさせたいのに、何故か6や5ばっかり出してしまう!
2人での冒険でしたが、これは辛抱ならんという事で、第2話では1人2役として、4人の冒険者で話を進めました。今度は敵が弱すぎる……!これじゃGMは蹂躙される一方じゃないか!当てられないし、ダメージの低い敵は何の為にいるの!?(多分、ボスが安定して攻撃する為)
ルールブックには簡易戦闘のルールが載っていて、シナリオブックの裏側に戦闘で使うエリア分けがあります。
戦闘のルールだけは初心者が混ざっていた場合、ちょっと説明が必要かな?とは思いますが、最初の戦闘は本当に雑魚戦なので、仲間にわざと攻撃する等の自殺行為がない限りは負けません。
先のキャラクター紹介でも少し書きましたが「運命変転」や「魔力撃」などの特殊な技については、キャラクターの詳細を紹介している別紙に全て載っています。なので、戦闘で負けるかも?と思ったら、別紙をよく見て戦えば、きっと勝てます(GMがずっと6だけを振り続けなければ)
SW2.0スタートセットと比較してみた
せっかく持ってるのに比べないわけにもいかんだろう!という事で、SW2.0のスタートセットと比べてみました。
箱
まあ、2種類出てるので2.5の方が小さくてもしょうがないですよね。1個で全部まかなえるという意味では2.0も良いかな?
2.0はGMを含めて6人までなので、プレイヤー5人で出来ます。2.5の方は両方買えばGMを含めて9人まで遊べるようになりますが、片方だけ買ってもGM含めて5人までなので、ちょっと人数は目減りしています。
2.0のキャラクター
キャラクターのカードやアイテムカードの形式はほぼ同じです。もしかして流用出来るのかも?
2.0にしか入っていない物
この辺は、2.0にしか入っていません。ライフカウンターは味があるので好きは好きですが、大小の差が小さくてわかりにくいような気も。2.5のペンで書くだけで対応できるのは非常にありがたいです。消しゴムも要らないし。
ボードゲームとして楽しめる?
TRPGというよりはボードゲームとして楽しめると思います。ボードゲームとして出ているマイス&ミスティクスなんかは、ボードゲームというよりはTRPGとして楽しんでいるような気もするし、アンドールの伝説とか、そのあたりとも同じのような、しかしギリギリ過ぎない戦いをするなら、ソード・ワールドのスタートセットはちょうどいいはずです。
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