な行 ボードゲーム 突撃!隣のボドゲ卓!

惑星に移住させたり発展させたりする銀河系なボードゲーム【ニュー・フロンティア】で遊ばせてもらった (New Frontiers)

【突撃!隣のボドゲ卓! Vol.022】

レース・フォー・ザ・ギャラクシーの第2版も発売されて少し経ちましたが、船長の周囲のトレンドはまだまだ開封出来てないゲームを開封していく会ばかり。今回は第2版の紹介ではなく、2019年発売のボードゲーム版レース・フォー・ザ・ギャラクシーことニュー・フロンティアで遊ばせてもらった記録であります。

基本情報

人数2-5人
時間45分~
発売2019年
言語依存度日本語版を強くお勧めします
ルールの複雑さ理解は出来るが抜け漏れしやすい
遊ぶならどんな時?どんどん自分を強くする!レベル上げが好きな人達と

BoardGameGeek: New Frontiers
ボドゲーマ: ニュー・フロンティア

おもしろポイント

  • 発展させて自身を強化!コンボを重ねる爽快感!
  • ランダムで登場する星に移住だ!
  • お金も武力も移住する人も必要なので、リソース管理も肝心です!
【全体用のボード2枚と個人用ボード】

プエルトリコやサンファンでおなじみ、1人が行動を決めたら他の人達も同じ行動を取る、いわゆるバリアブルフェーズオーダーというシステムを使ったゲームです。もともとのレース・フォー・ザ・ギャラクシーも同じ形式なので、感覚は似てます。

コンポーネント探訪

行動を決めるカード・手番順

【アクションは7種】

アクションのタイルに何やら色々書いてあって難しそうですが、そこまで難しいアクションはありません。一番複雑かな?と思ったのは売却、消費くらいで、後のはアクションタイルだけ読めばなんとかなります。

資源ブロック、発展タイル

資源は4種。生産したり売却したり消費したりします。大きさが2種ですが価格は全部違います。当然デカいのは高いです。

発展タイルはコスト支払って個人ボードに置いたら自分だけが使える能力にする物です。アイコンでわかってくれという感じで色々書いてありますが、慣れるまでは下に書いてある効果を読むしかないです。

5人プレイまで可能だけど、タイルは3枚……あとはわかるな?

惑星タイル

【散らかしちゃってまぁ……】

惑星によって色々効果がもらえたり、惑星の属性があって集めた方が良かったり……発見と移住が必要になります。発見は簡単だけど、移住するのが大変で、コストがお金だったり軍事力だったりするのと移民が必要なので移民の人数が少ないと移住出来なかったり……つらい。

個人ボード

【ゲーム序盤の状態】

中央少し上にあるのはデフォルトで最初から持っている能力、それぞれのリソースを置く場所があって発展タイルは12枚置けて、惑星はぐるっと外周に置けます。

移民

【あぁあーーーーっ……あっ!】

移民のコマ達。非常口みたいなポーズしてるなぁと思ったのと、頭の中で流れていたのはレッド・ツェッペリンの移民の歌でした。

船長が生まれるよりだいぶ前の曲では?というツッコミはともかく、印象に残るメロディ……

お金チップ

【単位はドル!】

お金の要素。最初はちまちまお金を使ってたので、本当に10ドルなんて行く?と思ったんですが、途中から豪快なコンボが決まり始めると、ちょっと資源を売っただけなのに8とか9とか言う相場になっていきます。

全ての資源やお金は公開情報との事。隠し財産はダメです。

VPチップ

【全60点のVP】

点数には総数があって、なくなったらゲーム終了してしまいます。ミスティック・ベールみたいだね!(ミスティック・ベールの方が後です)

このゲームでも、VPと表現されています。VPって言われるとヴァルキリー・プロファイルしか思い出せない一部の人達なので、カッコ悪いかもしれないけど勝利点って言って欲しい……

5人プレイで遊んでみた!

説明をひととおり受けて初見プレイ開始!船長は発展でタイルを追加するたびに1ドルもらえる惑星……よーし、利点をいかして無理矢理タイルを増やして錬金しちゃうぞ!

しかし、船長のターンは最後なのです……先に発展されてしまったので、今後ずっと発展を-1ドルする投資信託のタイルを装備!そして自分のターンで先手になるアクションをゲット。これでずっと発展するぞ!

そして、初手で発展!発展!を繰り返し、安いながらもタイルを拡大。途中で惑星が手に入ったりしますがゲームを無理矢理引っ張っていって有利な惑星なりタイルなりを手に入れて、なりゆきで勝てばよかろうなのだァー!という無謀キャプテンな船長。

しかし、そんな方法で勝てるわけがないのです。資源を売るたびに4ドル手に入れる勢力、軍備がどんどんあがって点数の高い惑星を侵略する勢力の台頭で逃げきり作戦にはだんだんと無理が生じてしまいます。

移住する惑星なら大丈夫!なんか知性化系が集まり始めてるから!

【知性あふれる惑星ですね】

知性化と緑色で文字が書いてあるのを集めてました。発展タイルの中でもサイズもコストも高いタイルで枚数多ければ多いほど得点になるのがあるから!集める物で得点するのは七不思議ぽいですね。

というわけで、突っ走りながら知性化惑星への進出を決意。進出し始めたおかげで資源が生産されやすくなってきたぞ!うおお!これなら行ける!

取られてしまう初手アクション。船長は初手を維持出来なくなり、発展が取れなくなってジリ貧です。

【移民がいない……あああーーーっ】

軍事コストもゴリゴリあげて5点殴れる船長の勢力。知性化の惑星は何故か軍事で攻めると落ちるところが多いのかな?まあ、バッグから出てくる惑星なので、引けるかどうかは運とタイミングのみ。

運を加速させる為に自分が探査したらもう1つ惑星が出てくるようにしながらお金を貯めまくり。9ドルあるから、次はデカいタイルをゲットじゃい!

そして、もうあと2順でゲーム終了かな?というところ……迷いに迷って再び初手からの一番点数になりそうな発展タイルのゲットをたくらみます。あの発展を取れれば、さらに8点追加出来るぞ?という策を頭の中に描きつつ、口には出さずにニヤニヤ(コロナ対策でマスクしてるから、どんなに悪い顔してても見えないね!)

が、誤算があったのです……本来はこのターン、初手を取るアクションをせずに、自分から発展アクションを取って先に買ってしまうのが一番良かったのです。

ただ、6ドルしか持ってなかったので出来なかったのです。その為、他に生産や売却をしてくれるであろう勢力の行動でお金を儲けて発展しちゃろうなどという甘ったれた考えだったわけです。

そして、予定通りに生産も売却もタイルが取られて実行。船長は14ドル程度持っていたのですが、ラストの軍事勢力が発展を選択。ええー……?そして狙いを定めていた発展タイルを先に取られてしまいます。

ぐはー……それを取られたら8点減ってしまう!でも、取られたらもうどうしようもないです。しょうがないので余ってるタイルの中から一番点数の高いタイルを買って、しょぼい初手を得ました。

さらに!移民が足りないので最後の星は発見出来ていたのに移住が出来ず。おあー、初手なんて取ってないで普通に移民増やせば良かったァー!(ちなみにそれでも勝てない予想)

難しい物ですねぇ。

結果は59点で3位!2位と1位は1点差で71点だったので、最後の発展タイルが取れていれば、よもやよもやでした。いつもどおりの凡プレイです。

【最後の状態】

移民が出来ないとなってから移民を増やされる屈辱もありました。もったいない!でも、バリアブルフェーズオーダーって言えば、こういう事ですよね!

いやはや、楽しいです。

感想

レース・フォー・ザ・ギャラクシーの時、日本語版ではなくて日本語訳のシートとにらめっこして遊んだ覚えがあったので、ちょっと懐かしい感覚もありつつでした。どんどんレベルアップして強くなっていく感覚が爽快。どういう方法でのしあがるかは、初期の能力次第なので得意な勢力を作りたいです。

今回の能力より軍事の脳筋プレイの方が楽しそうな感じはしたけども、軍事な惑星を引けないと勝てませんからね。必ずしも一番いい勢力とは言えないかも。

あと数回遊ばないとそのセンスは磨けないでしょう。というか、全勢力で一回やらないとわからない!

うあー、もう1回やりたい!

BGAでも遊べる模様

卓を立てるのはプレミアム会員限定ですが、BGAでも遊べます。

https://boardgamearena.com/gamepanel?game=newfrontiers

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