知ったか映画サウンドトラック

知ったか映画サウンドトラック Vol.3 全映画紹介

二度ある事は三度ある!

最近、知ったか映画についてよく記事があがっていたのは、全てこの為です……「映画が好きなのかゲームが好きなのか」こと星野☆船長が同人音楽イベントM3にて頒布予定の知ったか映画サウンドトラックVol.3をご紹介します!

前作、前前作に引き続き、知ったか映画研究家SPを使用して架空の映画タイトルを作り、その映画で使われている曲を実際に作曲してしまうという無茶振り企画の第3弾。色んな方が作曲していて、それぞれの作曲スタイルで楽しんでもらっているのがわかります。

クロスフェード

今回は全17曲!

1: Midnight Deep Landing ~映画:「カップルなめ」より~ (ブラバム)
2: Introduction ~映画:「ビチャビチャぬるぬる」より~ (風原(にむ))
3: chase ‘em ~映画:「蛇マンボウ」より~ (あおにさい)
4: シーン2-1 メモの所在 ~映画:「ゴリラメモ」より~ (NANA from 青症候群-Blue Syndrome-)
5: 我が名はオニキス ~映画:「宝石ミサイル」より~ (Winna Strive)
6: 6 Luck&Knowledge(ending theme) ~映画:「6うんち」より~ (6うんち専門家ロクウ・ンチ)
7: ガラス張りの部屋から見た世界 ~映画:「消しゴムと魚」より~ (わーく@DSL-Project)
8: ホコロビ ~予兆~ ~映画:「むすびフェスティバル」より~ (EBI)
9: 真夜中の伝言 ~映画:「エリート心臓」より~ (夕立P)
10: 表彰式式典曲第2番~R is the WINNER~ ~映画:「フォーク爆発」より~ (知叡=アンダーソン)
11: 本日晴天BBQ日和 ~映画:「太陽内臓」より~ (保積)
12: 陽の当たらない地の旅 ~映画:「動物園ハンバーガー」より~ (さやか)
13: Goblin may cry ~映画:「ゴブリン、カムバック」より~ (前濱雄介)
14: 悪夢が降り注いだ日 ~映画:「ファットレイン」より~ (清水 嶺)
15: 桜吹雪、再び花道に舞う ~映画:「サムライ落下」より~ (Daisukeお姉さん)
16: Heart trip ~映画:「ハートトリップ」より~ (M/S)
17: つかれたらおやすみ ~映画:「アクティブベイビー」より~ (LitaDTM)

全映画紹介!(曲紹介ではない)

カップルなめ

連続殺人事件が発生し、現場に落ちていたメモに書かれた「カップルなめ」という暗号の謎に挑む探偵の物語。しばらくは「カップ」「ルナ」「目」という3つに分割する事で謎に迫っているような描写が続くが、途中でその推理が違っていた!という超展開に驚かされる。相棒シリーズで似たような話を見て、映画通は「カップルなめ」じゃないか!と抗議の電話を入れたとか入れないとか。

ビチャビチャぬるぬる

「ビチャビチャぬるぬる」はギリシャ映画。あまりに閉鎖的で独自の文化を持っている家庭から逃げ出す前半。常に水浸しの環境で暮らすおかしな両親と、完全に洗脳されきった姉と弟……しかし、逃げ出した主人公も外の世界の常識がわからず、逃げた先で暮らしていくうちに自分の周囲をビチャビチャにしてしまい、結果的には収容される暗い話。暗喩が多く、日本版を見ても理解しづらい場面が多いので、パンフレットも見ながら鑑賞すべき作品。

蛇マンボウ

邦題では蛇マンボウだが、元のタイトルはSnake & Sunfish。まあ、それはそうなんだろうけど、邦題でかなり損したスパイ映画。スネイクとサンフィッシュの2人で悪徳企業に入り込んで壊滅させたり、ミサイル発射を食い止めたり……後半のスネイクとサンフィッシュが敵対してしまう展開はベタっぽくもあるが熱い。ロバートダウニーJrのスネイク役はかなりハマっていたが、アベンジャーズの撮影の為、あえなく虹マンボウ2は制作中止……MCUが一息つけるようになったら続編を是非撮ってもらいたい。

ゴリラメモ

「秘密文書ゴリラ」を追う反政府組織に関わってしまった若者達の青春群像劇。魅力あふれるキャラが多く、今観ると腐った見方もたくさん出来るのでもしかしたら狙って作られている可能性も。ゴリラメモ自体は謎が多いままずっと話が進んでいく。あまりに男同士の友情を綺麗に描いていて、もう主人公の最期がなんとなく読めてしまうし、そのとおりに展開するし、やっぱりか!と思うんだけど、そうでないと!

宝石ミサイル

元科学者が死にそうになって別次元の世界に行ってしまった半分異世界もののヒーロー映画。異世界で七色の輝きを放つ宝石「ザ・ジュエル」を手にして、現実世界に帰ってきて時間を操ったり、変身したりする魔法使い系ヒーロー。終盤でせっかく手にして劇中ずっと活躍してきた能力の源泉であるザ・ジュエルをミサイルで相手に打ち込むのは感動的。自分の能力がなくなる事より、世界の平和が大事なんですよ!

6うんち

シャマラン監督のセルフパロディ的な映画。ただし、前作?を超える出来である事は保証します!今回も明かしてはいけない秘密があるので、そこは言わないでおきますが、タイトルで見に行かない人は損してますよ?ファンタジーな世界観になっているところも見どころ。

消しゴムと魚

日本の映画。開局50周年かなにかだったと思いますが、とにかく豪華。庵野監督の全米デビュー作とかなんとか。魚の腹の中に隠された暗号の鍵と、消しゴムと呼ばれる暗殺者、そして1人の少女。娯楽作だったり低予算だったりする普通の日本映画と比べると、壮大なスケールで作られているクライムアクション。特に、魚眼の悪役は映画史上に残るレベル。

むすびフェスティバル

東北の町おこしをするPR映画だったが、おむすびの美味しさが画面から伝わりすぎて、観るだけでお腹が空いてしまう。食べるシーンにCGを使った演出が特に話題となり、口からビームを撃つのが当たり前。お料理対決でご当地料理が出てくるので、都会からUターンした東北の若者も多かった。

エリート心臓

エリーちゃんとシンゾウくんが出てくる教育テレビが作った子供向けのアニメーション 「エリーとシンゾウ」 を、30周年で大人向けに作ったまさかの映画。タイトルからして失敗だろ!?と思うのですが、これが隠れた名作。魔法を使えるようになる為に各地を巡ったりするのは変わらずなのに、内容がシリアス。途中でマスコットのわんにゃんがぬいぐるみになったが、放置して進むなど不可解な事もいくつかあるが、それらがすべて伏線だったとは……!

フォーク爆発

ボブ・ディランに憧れた男が情熱を持って音楽に向き合うアメリカの映画。タイトルにあるとおり、情熱がありすぎて感情が爆発してしまうタイプの主人公なので、手がつけられない。とても良い曲でも、バランスがダメならココロには響かなくなってしまうんですねぇ。気づかせてもらえる映画です。

太陽内臓

ヒーロー映画の頂点。流行に沿ってなのか、タイトルにはヒーロー名が入っていないが、あの有名なパン頭のヒーローが原作。サスペンス要素あり、アクション要素ありの、昔からの勧善懲悪ヒーロー映画ではないので、芸術要素の強い映画しか受賞しない傾向のあるパルムドールでも大きな話題となり、その後のヒーロー映画の在り方を変えた、歴史的な一作。

動物園ハンバーガー

動物園の動物たちが恐れるのは、飼育員でもお客さんでもない。不人気の動物のもとに訪れる死神である。死神に見られると、その動物は園内のレストランでハンバーガーの肉に使われてしまうという……そんな都市伝説に怯える動物たちを守る為、園長が死神の不在を証明しようとする。CGがふんだんに使われているが、予算が足りていないので少々荒いが、動物のしぐさの描写がかなり細かく出来ている。飼育員も現地の動物園で働くスタッフにボランティアで出演してもらったが、記録的なヒットを飛ばした。

ゴブリン、カムバック

ゴブリンスレイヤーで一躍ゴブリンに詳しい人が増えたのを狙ったのか、二匹のドジョウ的に始まったファンタジー映画。異世界転生的な要素も入れて、流行に乗った節操のない取り込み方だが、魅力的なゴブリンが多数登場するのでオタクに大ヒット。カルトな人気は今も続いている。

ファットレイン

これは個人的に思い入れが強い映画でもあって、上映された6月は雨が多くて、じめじめしていて、そんな季節にぴったりだった。劇場に足を運んだ僕の目に入ってきたのが、このファットレイン。陰鬱なイメージの映像がつながりのないまま現れて、また次のシーンが現れて……と繰り返される。そして、終わったとは思えないようなところで終わる。「ファッ!?」と言わされた頃に、僕は……いや、今は映画について語らなくては。

サムライ落下

布袋寅泰主演の時代劇映画。殺陣のシーンは、よくあるNG集のエンディングで登場するが、本編以上に面白いとの事でDVDに追加NG集エンディングが収録された作品。エンディングテーマがフルサイズでは尺が足りなくなり、DVDのみロングバージョンに修正され、5分近くのギターソロが聞き所。これには布袋ファンもにっこり。

ハートトリップ

様々な絆や愛を描く、LGBT関連にも好評だった人間讃歌な映画。日本で公開された当初は、鉛筆×消しゴムのカップリングで妄想する腐った方々に特に人気があり、生きとし生けるもの全て愛で包んでいく、心温まるストーリー。劇中歌で愛の水中花が使われたのは、日本への愛。

アクティブベイビー

シングルファザーと赤ちゃんの心と体が入れ替わる!見た目は赤ちゃん、頭脳は大人の主人公がここに誕生!見た目は大人、頭脳は赤ちゃんのお世話をするところだけで面白い。結局、元に戻る事はなく、エンディングですやすやと眠る2人はやっぱり愛らしい。

M3で僕と握手!

知ったか映画サウンドトラック Vol.3は第一展示場 G-04z 青症候群-Blue Syndrome-にて頒布されます。価格500円の予定です。

https://www.m3net.jp/

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