あ行 ボードゲーム 突撃!隣のボドゲ卓!

突撃!隣のボドゲ卓! Vol.008 王と枢機卿 (Kardinal und König)

またしても軍靴の音が聞こえる……

さあ、今回も遊ばせてもらったゲームを紹介していきます「軍靴はグンカと読むんです」こと星野☆船長です!

フォントがいいよね

基本情報

人数3-5人
時間50分~
発売2000年
言語依存度 日本語版でも地名が英語、ドイツ語表記
ルールの複雑さ点数の取り方だけややこしい!注意!
遊ぶならどんな時?インペリアル2030を遊ぶほどは時間がない時

ボドゲーマ: 王と枢機卿
BoardGameGeek; Web of Power

ミヒャエル・シャハト!

ミヒャエル・シャハトさんはジョジョのスタンド名っぽいですが、コロレット、ズーロレット、ハンザなどを生み出したデザイナーさんです。コロレットではうあーと頭を悩ませた覚えがありますが、王と枢機卿も同じく、うあーなゲームでした。
船長はシャハトに恵まれないのか、あまり遊んだ事がないような気がします……が、他にもいっぱいゲームを出しているので、知らぬ間に触れた可能性も否めないくらいです。

手前にある島には、誰も行かないようです

独自解釈ゲームフレーバー

ヨーロッパの各地域には様々な派閥があり、各地域を治めていた。近隣の地域に同じ派閥が集まらないように人事が進められていた。修道院を各地に建設するように命令され、こぞって修道院を建てるプレイヤー達。そうして力をアピールしていたが、ここで枢機卿が教皇から選ばれていく……枢機卿の選抜にも参加して各地の支配力を高める事にした。本当に力を持つ者が真の王となれるのだ!

※独自解釈ゲームフレーバーは公式ではありません。

ゲーム概要

手札を使って修道院を建てていくエリアマジョリティ(陣取り)のゲームです。地域によって修道院を建てられる数には限界があり、なるべく多く建てている方が得点は高くもらえます。

また、枢機卿を任命する事も出来ます。枢機卿はそのエリアで一番多く建てられているプレイヤーカラーの修道院の数まで任命が出来ます。枢機卿は近くのエリアでマジョリティを取っていれば得点がもらえます。

ゲーム終了時には修道院がつながっている数も数えて、4個以上つながっているとつながっているだけ点数がもらえるので、大量得点も可能です。

山札がなくなると1ラウンドが終わり、2ラウンドでゲーム終了です。

手番が来たら?

3枚の手札から場に出して地域を決め、そこに修道院か枢機卿を配置します。カードは地域の色と同じだけ種類があり、出したカード色と同じ地域に配置出来ます。2枚同色のカードを出すと、色の概念はなくなって最初に決めた地域と違う色であっても修道院か枢機卿を出せます。1手番で2個まで建てる事が出来ますが、最初の1個目を配置するプレイヤーだけは、1個までしか建てられません。

カードを出して、建てた後は3枚になるまで山札か見えている2枚の公開札から補充します。見えているカードを持っていけるので、出したいカードがあまりに来ない!というのは避けられるようになっているようです。

写真を撮ってたら手番が来てしまい、慌てたところ

この写真なら、赤の地域に1枚ずつ赤を使って2個配置するか、黄色の地域に1個置くか、黄色の地域に全カード使って2個置くかの3つから選ぶようになります。

あるプレイの記録

第一の戦い:修道院乱立編

初手はよくわからなかったのでエリアを広げようとしてみたが、次の手番ですぐに道がなくなってしまう……相手はボードゲームの手練なので、安易にエリアを広げる事なく、相手が置いたエリアを潰してくるパターンです。

修道院があっという間に埋まり、もはや置けないか土地を新規開拓するかしかなくなってしまいました。新規開拓をしたところで、次の手番でマジョリティは奪われてしまうので、開拓が途中からほとんど起きなくなってしまいます。

「このゲーム、勝った事ないんだよね」

と言いながら、修道院がつながらないように赤い修道院がポツポツ建築されていきます。勝った事がない割に嫌な配置だなぁ……と思いつつ、大きな土地が残っているので、よーし、ここおさえちゃうぞ!今日からここが船長のインドだ!(敗北フラグ)
インドってなんだよと思った人は、インペリアル2030の記事をどうぞ見てみてください。

第二の戦い:枢機卿乱立編

船長はインペリアル2030で学習していました。このゲームも二段階あるから、先に枢機卿の戦いに参入して点数を稼ぐべきなのです。インペリアル2030ではスイスと戯れてしまいましたが、今回はそうはいきません!

枢機卿の戦いには、早めにIN!

枢機卿の人数が同率の場合はどちらも1位とみなされるので、隣り合った枢機卿をたくさん作るようにしました。中央の大きな地域で既に1位なのでこのままグイグイ押していけば点数があがりそうな気がしたのです。

第三の戦い:山札からデスティニードロー?

ぐぬぬ!思ったようにカードが来ない!むりやり2枚集めて進めてもいいけど、遅い!という微妙な状態になり……置きたかった場所のうち6割くらいに配置し、ゲームエンドへ……デスティニードローなんて出来るわけもなく!

結果発表ォー!!!!

船長は、だいたいプレイヤーカラー青です

なんだこれ!1位56点!2位は54点!2点差の3位だよ!しかも1位は同率って!

同率1位が起きた場合は、修道院や枢機卿の残りコマが多い方が勝利するとの事です。

7割置けていれば……!勝っていたような……!

勝った事がないと言っておきながら、同率1位までは入りこんでいるなんて……!悔しい!悔しい!口惜しい!

というわけで、追い上げたりも全然出来るんじゃないですか?と可能性を感じたゲームです。
絶版なのが惜しいですが「イワリ」としてリメイクされるそうです。

遊んだ場所

https://twitter.com/zinrena_game/status/1173192078529982464?s=20

おまけ

リバーシブルになっていて、裏がドイツ語というところまでインペリアル2030でしたが、1時間くらいで終わってます。早い!

ボードゲーム王と枢機卿 日本語版 (Kardinal&Konig)

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