か行 ボードゲーム 突撃!隣のボドゲ卓!

パズルなボードゲーム コアトルで遊ばせてもらった

【突撃!隣のボドゲ卓 Vol.020】

緊急事態宣言が続いて、なかなかゲーム会出来ない状況だったのでカッとなって集まれるメンバーで集まって、一日ゲームしてみたのですが、その中でも楽しかったゲームがあったので、詳細にご紹介していきます!

その名は……コアトル!

基本情報

人数1-4人
時間30分~
発売2020年
言語依存度なし
ルールの複雑さ1ゲーム目で理解できる
遊ぶならどんな時?カジュアルに子供と一緒に遊べます

おもしろポイント

  • 置かれたピースを作業場に運んだらコアトル像を作るのだ!
  • ピースを拾うタイミングに気をつけろ!補充されてしまうぞ!?
  • 役を揃えて高得点を狙え!しかし、速攻で作れば低得点でも勝てるかも!?

そもそもコアトルって?

コアトル(Couatl)は、テーブルトークRPGダンジョンズ&ドラゴンズ』(D&D)に登場する霊獣であり、アステカ神話の神・ケツァルコアトルをモデルとした翼ある大蛇である。コアトルは多くの版において秩序を象徴する偉大なる存在とされている。

Wikipediaより

このゲームのコアトルはおそらくケツァルコアトルの事ですな?そういえばメガテンにも居たような。D&Dのイメージはあんまりないのは、遊んでないからかな……

コンポーネント探訪

メインボード

【中央が頭と尻尾。外周は胴体】

メインボードからコアトルの部品を持ってきて、自分の作業場に置いていきます。外周のコアトル胴体か中央の頭と尻尾がなくなったら、その部分が補充されます。

意外と数が少ないので、早く取らないとなくなってしまう色もあります。

個人ボード

保管庫となる個人ボードには、8つまで部品を置く事が出来ます。ここからコアトルを作ります。

コアトルは全部で3体作ります。一気に作れるのは2体までです。

カード売り場

【2種のカードを販売中】

カードには、コアトルの色の順番や長さが指定されています。コアトルが完成した時にカードの指定どおりに達成させると点数がもらえます。

手札に入れておいて、コアトル作成中か完成時に公開します。手札上限が5枚までなので、計画的に公開すれば高得点が狙えます。

ルールはかんたん

目的

コアトル像を3つ作る事で、カードに予言された通りに作ると点数がもらえます。でも、コアトルが出来上がってからカードを出せるので、完全に後出しの予言にしか見えません!

手番が来たら

3つ出来る事があり、1つだけを行います。

コアトルのピースを獲得

メインボードの1ヶ所からコアトルのピースを獲得します。頭と尻尾は1ピースで、胴体だけは2ピースセットになっています。

個人ボードに獲得出来、8ピースまで置く事が出来ます(あふれるようには取れません)

中央か外周のどちらかが枯れたら、補充されます。

予言カードを獲得

予言カード売り場から予言カードを手に入れます。手札上限は5枚で、その枚数までは好きなだけ獲得出来ます。予言カードはコアトルにつける以外では破棄出来ないので、上手くつける必要があります。

コアトルの組み立て

個人ボードに置いてある部品を利用してコアトルを作ります。以下のルールに沿って作ります。

  • コアトルを新規作成し、コアトルのピースを1つ置く(作成中コアトルの上限は2体まで)
  • 既存のコアトルにピースをつける(作ったらバラせず、2つのコアトルを合成も出来ない)
  • コアトルに予言カードをつける(0点のコアトルの作成はできません)

コアトルの完成は、頭が1ピース、胴体は1ピース以上あり、尻尾が1ピースで構成されていて、予言カードが1枚以上ついている必要があります(1つのコアトルに対して予言カードの上限は4枚)

完成したコアトルに、後の手番になってから予言カードを追加する事は出来ません。

コアトル完成時に、条件を満たしていれば寺院のカードを1枚つけられます。寺院もまた条件に応じて点数を獲得出来るカードです。

さっそく遊んでみた

持ち主のEBIさんと、北本でよく一緒に遊ぶ風石さんとの3人プレイ。船長は麻雀でもデカい役しか狙わない系の悪球打ちなので、当然今回も長いコアトルを作っていきます。

【黒と緑の順番で3個作れば5点!】

こいつから作り始めるぞ~?と思ったけれど、場にある胴体が別な物を作れと懸命にアピールしてくる!

手札は手札で、青をとにかく重ねて置け!という感じ。3つ連続にしたら3点、もう1つ3つ連続が作れれば7点……おお、夢がある!でも、青い胴体は他のプレイヤーとも競合するぞ!?

ま、いいか。プレイヤーカラーに沿って作ろう!(そんな事しても勝てませんよ!?)

【これがもう1頭の大作コアトル】

競合しないようにしつつ、1点でも稼げるように作っていきます。低い点数をチラ見せしつつ、完成と同時に一気にドーン!

【じゃじゃーん、これが船長自慢のコアトルだ!】

一番右のカードは切れて見えないですが、青と黄色の部品が同数になるようにするのと、12個で作れという2つが指示されている物です。

しかし、船長が作っているコアトル2体はどちらも巨大なので、EBIさんが既に2つ完成させて、あと1手で全部出来てしまう状況。

まずい、あと3手もないぞ!?と一気に計画縮小。3つ目のコアトルはカラフルかつコンパクトにまとめよう!

【ほーら、むりやりの3頭目】

これが全部で33点!勝ったか!?と思ったけど、EBIさん36点……2着!

アズールっぽい?

メインボードから個人ボードに物を持ってきて、形を整える……なんかやった事あるな~と思っていて、後から気づいたのは……アズールっぽいです。

アズールとちょっと違うのは、補充のタイミングまでがちょっと早いので、そこでガチャ運があるのと、役作りの部分で手札が見えないので、大きなコアトルを作っていると大量得点されるかも!と手仕舞いされたりします。

アズールの場合も、相手の出来栄えを見て残すタイルを選んでいるので、この辺もちょっと似てるかな?とは思いますが……

ただ、アズールよりはガチ感ないです。手札の強さが見えないのと、コアトルパーツの補充が結構すぐ来るので、今ダメだなと思っても次の手番ではどうにかなるかもしれないという運要素が強くなっています。

【バッグからパーツが出てくるのもアズールっぽい】

コアトルは役作りの幅が広くて、運要素もあって、アズールと比べたらコアトルの方が好きかも……小学生くらいでも遊べるし、気軽に始められる良いゲームです。欲しくなってきてしまう……

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