お財布は-2金!楽しさは一生プライスレス!
ゲムマ前に押し寄せるフライングゲームマーケット!「ご注文をどうぞ?ブルータス!カフェモカか!」こと星野☆船長です!うまいネタが思いついてません!
ゲームマーケットに出店されるゲームデザイナーさんのゲームを遊ばせてもらって、それを記事で先行公開していきます!
今回は3週制作の「ブルータス」を紹介します。
目次
基本情報
ジャンル | 不思議感覚アブストラクト |
人数 | 2-2人 |
時間 | 5~20分 |
2019秋の配置 | 23日 土曜 R08 |
価格 | ゲムマ価格 ミニ版2,000円 据え置き版2,500円 |
おもしろポイント
- 手のひらくるっくるの忠誠心の無い子駒達
- 不動で動く気がまったくない王駒
- うっかりやらかして負けて……もう一回!ってなる
ゲーム紹介
カエサル 「……」
カッシウス 「……」
ブルータス達「「「……」」」
カエサル&カッシウス((えっ? なんかあいつ増えてね?))
何故か増えてしまったブルータス! カエサル側とカッシウス側、両陣営に6人付いている!
両陣営の目的は唯一つ!相手の首を討ち取ること!
しかしその手駒は何故か増えたブルータスのみ!
さらにこのブルータス、優柔不断!そそのかされてすぐ裏切る!
果たして決着はつくのか、そしてブルータスはどちらに従うのか!
2人用対戦ボードゲーム。 リバーシの駒でチェスっぽい遊び方をする既存システムの組み合わせから生まれた、「え? どうして?」となる不思議な感覚の遊び心地になってます。
1分程度の量と小学生でも覚えられる簡単なルール
遊ぶ度に見つけられる新たな発見と戦略
見た目の小ささからは想像つかない深み
それがこのゲームの一番の売りです。
自分の手駒を動かして、相手の手駒をそそのかして、王を取る。
小さな盤面の中で、誰をそそのかせば王に近づけるか、誰を下がらせれば裏切られないか。
1駒1駒をとても大切にしなければいけない……そんな将棋系のボードゲームです。
ルールがシンプルで、一気に駒をひっくり返す爽快感のあるリバーシ。
複数の駒の動き、広い盤面から来る奥深い楽しさのあるチェス。 この2つの良いところを混ぜ合わせ、完成したのが『ブルータス』です。
・動かした自分の駒で挟むとひっくり返って、その場で自分の駒になる
・盤面の一番奥にいる王駒を取れば勝利
リバーシ、チェスの面白さの根源と
・7×5の小さな盤面
・2種類しかない駒
・統一された駒の動き
それを簡単にまとめ、遊ぶまでの難しさと難易度を下げたルール。 これだけだとリバーシ、チェス・将棋を遊んだ事のある人ばかりが強い ゲームになりそうですが、違いました。
挟んだその瞬間から裏切り、裏切られる駒により、リバーシ、チェス、 どちらの経験もあまり活用できない別のゲームとなりました。
誰もが初めての感覚で遊ぶことのできる不思議感覚ボードゲーム。
船長の感想!
2人プレイなので、ゲーム会に来ていたトーマスさんと激戦開始!思えば、トーマスさんとアブストラクトのゲームやるの2回目な気が……船長はアブストラクトは激弱なので、勝てるわけないんです。うーんうーん言いながら遊んだわけです。
詰めを勉強しなければ!
結果として、当然船長が負けたわけですが……相手も詰ませ方が把握出来ていなかった為、詰んだ状態でしばらく盤面が動くという、完全に小学生同士の将棋みたいなレベルのアレになってました。
途中でデザイナーの方がとても面白そうに盤面を見ていたので、多分何かを見落としているんだろうとは思っていたけども……ああー!悔しい!もう1回やらなくては!詰めブルータスしなくては!
ルールがシンプル、内容はコクうま
ルールはチェスとオセロを知っていればほぼすぐに遊べるレベル。小学生でもすんなり入れるんじゃないでしょうか。しかし、ルールが問題なのではない!先の手を読む事が肝心なのだ!でも、二手先が読めない船長には無理なのだ!(突然のアライさん化)
ここだけ気をつけないとね?なルール
ルールブックにも載ってましたが、ここは忘れちゃいけないなと思ったルールが、オセロのように挟むとブルータスがひっくり返るわけですが、既に両脇が相手のブルータスに挟まれに行っても何も起きないという事、それから「勝つためには、王を挟まなくても良い。あくまで接近後のターン経過だけで良い」という事です。
2戦目からが本当の勝負だろ!?と、まさに製作者の思うつぼであります。
素人考えで、ここがこうならもっと好き
いや、これ無理……このコーナーは作ったけど、アブストラクトに何か物申せるような人間ではないです!とにかくアイディアが秀逸で、それがシンプルなまま活きてるわけですから、これ以上何を言えと言うんですか!お値段だって買いやすいし!据え置き版のパッケージは超カッコいいから、個人的には大きい方がいいなぁと思ったのでした(単なるBIG BOX好き)
2人までじゃなくて3人に拡張出来ないモンなのかな~?という感じはします。単純にガチゲーじゃなくて運要素があるゲームが好きなので、言いたい放題で書いてますけども、そういう方向にも伸ばしてもらえたら嬉しいわけです。いや、コンセプトと違っちゃうな、ないな。
多分、このゲームの難所はアブストラクトだから敬遠されるってところなのかな?という気がします。2人用でガチ勝負感が強いので、それをどうやって払拭するのか?だと思うのです。当然作り手はそれに気づいているので、 紹介マンガもあったりするんじゃないかと。いや、本当に軽い気持ちでやっていいんじゃないですか?(アブストラクトで負けると人間として負けた感あるのはわかる)
アブストラクト製作者が他のゲームをやったら?
浅民さん、他のゲームにも参加されていました。船長お気に入りのフォトムズを全4人でプレイ。さっきまで詰み方がどうこう言っていた、将棋系イケメンですが撮影できるのかどうなのか!?で笑顔の絶えないプレイされていました。なんだよ、カッコいい!
その他、ニムトでも思ったように行かないところを楽しまれていました?まあ、船長が一番牛集めちゃったんだけどね!
他にもたくさんのゲームで遊ばれていて、あぁ、アブストラクト作ってる人も、普通に運要素があるゲームで楽しむんだなぁっていう安堵感と、逆に運要素が好きなプレイヤーの皆さんはアブストラクトも毛嫌いせずにやった方が良いよね!と思ったのでした。
ちゃんと認知されたら凄いのでは……?
オセロと将棋を足すというアイディア自体が、思いつきなら誰でもしそうな物でも実行してゲームとして成立させるところまでやった人はいなかったわけで、元々が伝統あるゲームだったり、スタンダードだったりするのだから、失敗しないですよね。
なので、もっと色んなところでプロモーションしてほしい!船長、七つの海で手伝います!
サークル紹介
3週制作
3週間で初作を作ったことからそのまま流用。いつの間にか3週間で作れるゲームを作る or 3週間でゲームを作るというサークルになってしまった。
また「さんしゅう制作」という名前の変更も考えていて、これによって 「参集」という意味も持つことによって、みんなが集まってきてくれる。そんな願いを込めたサークル名へとなりました。
基本的にはゲームデザイン2人とアートワーク1人。最近ゲームデザイン担当の1人が存在を消しつつあり、代表である浅民 (@asatami0611)が広報や告知、記事更新など担当してひぃひぃ言ってるサークルです。
他作品の紹介
マリオット 相手に勝利を押し付けるというコンセプトのカードゲーム 両面表のカードを使い、相手の手札裏にカードを揃えさせるのが目的 一応ゲムマ秋の新作、これから情報公開してく遅いやつです!
※今明かされた真実……ゲムマの新作はこっちだった!
おまけ
アイキャッチ画像、超カッコいい……