みんなでゴブリンスレイヤー……?
「よっしゃ最速でクランクアップ!」こと星野☆船長です!人様のゲームで遊んで楽しい時間を過ごした記録をここに残しておくので、みんなもぜひ楽しんでいってくださいね!
目次
基本情報
人数 | 1-4人 |
時間 | 60分~ |
発売 | 2016年 (日本語版は2019年) |
言語依存度 | あり。日本語版を強くおすすめします |
ルールの複雑さ | 1ゲーム目で理解できる |
遊ぶならどんな時? | ダンジョンをハック&スラッシュしたい! |
ボドゲーマ: クランク!
BoardGameGeek: Clank!: A Deck-Building Adventure
独自解釈ゲームフレーバー
この狭い世界の地下にはドラゴンが護っているアーティファクトがあって、それを手にした者には強大な力が得られるとかなんとかの噂を聞いて、僕らは地下世界への探検を始める事にしたんだ……
だけど、ドラゴンの耳はとても敏感。音を立てれば威嚇の咆哮があがる。そんな物怖くないって?耳をつんざくレベルで最悪は鼓膜が破れて死ぬっていうのに?
部屋と部屋を結ぶトンネル内にもモンスターはうじゃうじゃいるっていうのに、僕らは協力もせず、自分一人だけがアーティファクトを持ち帰れるように、こそこそとそれぞれがダンジョンの奥深くを目指していくしかなかったんだ……
※独自解釈ゲームフレーバーは公式ではありません。
おもしろポイント
- デッキ構築要素よりチキンレースに注目して欲しい
- 殴れるゴブリンを見たら殴れ!
- 本当に生還する事が全て?帰らなくても勝てるかもよ?
あるプレイの記録
ゲームマーケットの準備という側面もあったので、船長はディクシットの説明を作ってから戦いに挑む事にした。到着すると、既にラグーザがプレイされていたので待ってみる。
読みあげでだいたい遊べるインスト本のチェック
この日にクランク!で遊ぶ事になったのは、今回のゲムマで頒布予定のインスト本のチェック。実際に読み上げてみて、遊べる物なのかを確認……一通り聞いてるだけで遊べそう(ルールブック読むの大変だから、これはきっとありがたい本になるでしょう)
この本では船長もいくつかのゲームで書いているので、お楽しみに!詳細は別記事であげます。
おそるおそるダンジョンに入る者達
ダンジョンを進む為にはカードに描かれた靴のマークが必要。初期デッキにはあんまり靴がなかったので、ほとんど入り口付近を全員がチョロチョロっと進むような展開……モンスターも少なめなので平和です。
先行した2人がダンジョン奥へ向かった為、船長は手前の道からなるべくすぐに奥の道へ進む、いわば強行突破を狙ってみる事に。
さして強いアイテムも手に入れていないが、音を立ててしまうクランクさえ防げればなんとかなるのでは?という、まさにレベル上げが嫌いな人の動きです。
全員、最初は勝手がわからないので手札を全部晒していくスタイルでした。アクションカードの使い方や細かいルールを掴むしかなかったので、ドミニオンに例えながら進んでいきました。
- アクションは無限に使えるが強制発動しなければいけない。
- 書いてある事で出来ない事は無視ではなく選択できない。
- 使うカードは任意の順序で選んで良いし、途中で違うカードの効果を発動させてもいい。
このあたり、ルールをちょっと聞いただけだと解釈が難しい感じでした。わかってしまえばどうということはない……というか、その他のデッキ構築と比べてゆるい設計に感じます。このゲームの本筋はデッキ構築ではなく、どのようにして早く点数を稼ぐ為の動きをするか、チキンレースという感覚です。
ドラゴンの咆哮!
スキルポイントでカードを購入すると、新しいカードが出現します。出現したカードにドラゴンのマークがついていると、夜の街にガオー!です(無理矢理ロボットネタ)モンスターによっては共鳴して威力をあげる奴もいます。
あ、全然関係ないですけどコボルドですよ?コボルが過去形になったと覚えましょう(大嘘)
ドラゴンからのダメージ
クランク!+1などとカードに書かれていると、ノイズエリアに自分の色のキューブを置かねばなりません。
そして、ドラゴンが吠えたらバッグの中にキューブが投入され、規定の数(状況に応じて、刻々と増えてしまう)だけバッグから取り出されてダメージをくらいます。運ゲーです。
なので、クランクはなるべくしない方が良いですが、早く進む為にはクランク覚悟で行くしかない事もあります。
いじめはダメ!絶対!
獲得するカードの中に、1枚だけ取り除かれないカードがあります。それがゴブリン……右下に戦闘力が表示されていますが、戦闘力2のゴミです。ただし、ゴミはゴミなりの戦い方があるようで、101回どころか何回倒しても死にません。(続けざまに色々ネタをぶっこむスタイル)
このゴブリンは絶対に死にませんが、やっつけると1金をくれるありがたい子です。説明を聞く限り、いじめっ子のプレイヤー達がお金に困るとゴブリンをジャンプさせてお金を奪っていく感じですね。
こんな奴らにアーティファクトを盗らせていいのか!?
まあ、盗人だからいいのかも。ゲームシステム的に、余剰戦闘力は1金に変える事が出来るという感じで捉えた方が良いでしょう。でないと、ゴブリンくんが毎回ジャンプさせられてて可哀想……
ゲーム中盤
船長はクランクさえ出なければいいだろうと安直に考えて、クランクを軽減するエルフのマントと、お金を毎回2金ももらえるコボルドの商人を装備して、後は安いアーティファクトに向かって一直線。拾ったら直帰して早上がりを狙います。スタートまで帰れれば+20点。誰かが帰ってしまえば、あと4ターンでゲーム終了かつドラゴンは毎ターン吼えるという、完全に殺意に目覚めたドラゴンになるので、途中からは全員を殺す事 (物騒) も視野に入れつつ、得点が取れる時は取るようにし始めると……あれ?みんな結構戻ってきてる……
そして終了へ
カードを+3枚引けるひらめきや、得点源になりつつ1枚カードを引かせてくれるキャントリップな宝石を拾って、無理矢理スタート地点まで走りさった船長。続々と他のプレイヤーもゴールしていきますが……ドラゴンがキャンキャン吼えるので、ついに残っていた1人も地上まであがったもののあと一歩というところで死亡……ゲーム終了となったのでした。
船長91点でぶっちぎりの勝利であります!他のプレイヤーは70点台だったのでいつもどおり自分が持ち込むゲームでは負けまくりでも、他の人のゲームには強いという謎の伝説をまた積んでしまいました。
と言っても、途中で何度もドラゴンのダメージを回避し続けていたので、運が良かったところも……ダメージが最大4の時、4つ同じ色が出ても死なないのは船長だけという、回避率の高さが勝因と思われます。運の良さが一番高いステータス!
感想:これって海底探検では……?
海底探検というゲームに似ているなぁというのが一番の感想でした。まずは、独自解釈ゲームフレーバーで紹介します。
貧乏な冒険家がn人いました。お金がないので一攫千金を目指して、海底にあるお宝を拾いにいきます。しかし、海底を冒険するのにはとてもお金が必要なので、1人では到底いけません。n人の冒険家は結託する事にしました。潜水艦を1つ、そして、共有の 酸素ボンベ1つを持って海底に挑んだのです。
酸素がなくなる前に、海底にある財宝を取って帰ってこよう!お宝は重いから、早く帰ってくるんだぞ!みんなで共通の酸素だから、すぐになくなっちゃうからな!?でも、欲張りな冒険家達はギリギリでいつも生きていたかったので、たくさん持って帰ろうと頑張るのでした。潜水艦まで戻れないと全ての財宝を落とした後、根性で潜水艦にリスポーンすると知っていたのかもしれません。
そんな中、一番宝を持ち帰れたプレイヤーが勝利します。
構造はよく似ている
ダンジョンの奥深くまで行って宝を取るが、長く探索していると殺されてしまうクランクは海底探検と似ています。
協力すべき時に協力していないところも類似性を感じます。ただ、海底探検にはデッキ構築の要素がないので、クランクは一捻り効いているかもしれません。海底探検は結構好きなゲームなので、クランクも面白かったし、もう一回シャッフルしてみたいし、今度は早上がりではなくてもうちょっと探索していきたいなぁと思うばかりでした、が……時間切れ!
遊んだ場所
完全にいつもどおりですね!店内がハロウィン仕様になってました。
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おまけ
何故、アイテムの中に見ざる聞かざる言わざるがいるのか謎すぎる。
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