こんにちは。「人生の困難は全部ドミニオンで例える!」
星野☆船長 であります!
目次
記念すべき最初のレビュー!
ドミニオンに対する熱い思いを語りたい
様々なゲームを遊んできた中で、一番これだ!と思ったゲームをまずは紹介しようと考えたら真っ先に浮かぶのは、やはりドミニオンでした。
そういえばTwitterのアイコンもずっとドミニオンのパッケージにしているし、思い入れの強いゲームだと思うので……
でも、 ドミニオン自体はみんなもう知ってるよなぁという気がするので、主にどこがどう好きなのかという話をしようと思います。
といっても、ドミニオンは遊んだ事ないからわからないよ!だから読まない!なんて言わないで欲しいので、なるべく知らない人でも投げないように、むしろ最初のプレイのお手伝いになるような物を目指しました。
基本情報
人数 | 2-4人 (拡張と合わせれば6人まで出来るが非推奨) |
時間 | 45~60分 |
発売 | 2009年 |
言語依存度 | 日本語版をお勧めします |
ルールの複雑さ | 1ゲーム目で理解できる |
遊ぶならどんな時? | ゲーム会、MTG好きの集まりなら特におすすめ |
ボドゲーマ ドミニオン:第二版
BoardGameGeek Dominion (Second Edition)
独自解釈ゲームフレーバー
財宝を集め、仲間を集め、様々な政策や能力を駆使し領主達は常に新しい領地を手に入れる。村に鍛冶屋を置き、、金貸しから借りた金を踏み倒し、時には魔女の力に頼って呪いを振りまく。礼拝堂に厄介な物を埋め、属州を手に入れようとする。※独自解釈ゲームフレーバーは公式ではありません。
ドミニオンは21世紀の麻雀
一言で言うと、10枚の王国カードとお金を駆使してお買い物を楽しみながら自分のデッキを構築し、最終的には買った勝利点カードの合計が高い人が勝つ!
それがドミニオンです。
かつてマジック ザ ギャザリングを遊んでいた人達、遊戯王を遊んでいた人達には馴染みやすい考え方をしているゲームなので、TCGで遊んでいてドミニオン未経験であれば、是非一度遊んでもらいたいゲームです。
表題の「21世紀の麻雀」は言い過ぎかもしれませんが、ドミニオンは回数を重ねれば重ねるほどに実力があがっていくタイプのゲームなので、運と実力がせめぎあっている部分が特に麻雀に似ていると船長は考えています。
おもしろポイント!
- デスティニードローを作り出すのは自分
- ミスの積み重ねが敗北となる=自分の選択
- 同じ局面で遊ぶも良し、違う局面で遊ぶも良し
船長が一番熱中していた頃は2010年頃
ドミニオンの発売は2008年。デッキ構築ゲームの元祖として、ゲーム賞をたくさん受賞したり、日本でも世界大会の為に大会が開かれていました。船長も参加してましたが、16位までが本選に行けるところで16位(ただし同率はVP勝負の為、結果は18位)という船長っぽい結果でした。
ただ、その頃は熱中していたので、どのセットでも勝てる自負があるレベルでした。BSWを使えばオンラインでも遊べたのですが、とにかく勝負あるのみで覚えていったのでした。
気づきのゲーム
ドミニオンは、遊び始めてからしばらくは「気づきのゲーム」と思っています。
10枚の王国カードを見て、どの組み合わせでお金を揃えて勝利点に走っていくのかを見定め、組み合わせに気づく事が肝心。
例えば、最初のゲームで言えば、どのカードを買うべきなのかを考えてみましょう。最初のゲームの最速には、はっきりとした正解があります。
ただ、他の戦法も知る事で「最初のゲームで最速」だっただけと気づくようになります。
今回は、もはやドミニオンは大して強くなくなった船長ですが、最初のゲームで考えられる戦法をいくつか紹介してみましょう。
ここでは、前提として「手札の中で合計8以上の財宝カードを毎ターン抱えれば勝つ」という基本姿勢を持って紹介します。
とどのつまり、毎ターン金貨2枚と銀貨1枚以上に財宝が手札に来るようにデッキを作れば良い。3ターン連続で属州を取る為には金貨が6枚、銀貨2枚があれば良いのです。
この基本姿勢があれば、属州を取り続けて勝利に至ります。その為の戦法と考えてください。
コインプレイで勝つ
コインプレイは、どの場においてもある程度通用する戦法です。どのような戦法かというと、財宝と勝利点以外は買わないというシンプルな方法……おそらく、ドミニオン初心者に一番おすすめされる戦法です。
コインプレイを続けると、自分のデッキの中にあるカードの枚数が読めるようになります(3ターン目なら銀2・銅7・屋敷3の中から5枚が手札に来るので、コスト6の金貨に手が届くかも?等)
コインプレイをまずしておかないと、どのくらい財宝を買っておけばいいのかの感覚も掴めません。
また、経験者との勝負になってもコインプレイであれば健闘します。見た事のない場では最速と考えられる手法を経験者が見誤る事もあり、それは最悪でコインプレイの速度を下回る為、勝ちの可能性もあるのです!
デッキを圧縮して勝つ
ドミニオンはゲームが進めば進むほど、自分のデッキにはカードが増えていきます。場合によっては7金病(手札の財宝を合計すると7となり、属州が買えない状況)に陥ります。
先程説明したとおり、毎ターン金貨2枚と銀貨1枚だけあればドミニオンは勝利できます。しかし、実際は銅貨7枚と屋敷3枚からゲームが始まっているので、その状況を作る為には銅貨も屋敷も廃棄する必要があり、廃棄でデッキ枚数を減らしながら属州を買って勝つのが圧縮プレイです。
最初のゲームにおける圧縮アクションは「鉱山」「改築」の2つがあります。鉱山を使えば、1→2→3とパワーアップしていけます。改築なら屋敷は銀貨に変えられ、金貨は属州に変えられるので、終盤で7金病になっても属州を獲得できる可能性があります。
とにかくドローして勝つ
「手札が5枚で属州に届かないなら、手札を10枚にすればいい」というシンプルな考え方です。
手札の中にドローするアクションを入れて、手札を増やしていき、10枚で8金を引き抜きます。
基本のゲームにあるアクションで言うと 「地下貯蔵庫」 「村」「鍛冶屋」「市場」が該当しますが、鍛冶屋以外のアクションは手札のカード枚数が増えません。むしろ、地下貯蔵庫の場合は減っています(手札を良いカードで埋める為の方法なので、これはこれで有効ですが)
鍛冶屋で3枚引いて手札を7枚にしたらコスト8に届くようにするのが最短ルートです。3枚引くとデッキから捨て札に行く枚数も増え、デッキの回転率が上がります。すると、一度捨て札にした財宝がすぐに使えるようになります。
他人を蹴落として勝つ
ドミニオンには「アタック」という他人に干渉するカードがあります。他のプレイヤーがコスト8に届かなければ、自分だけが属州を買う事が出来ます。
最初のゲームにおけるアタックカードは「民兵」です。民兵を使えば+2金なので、あと6金あれば属州が購入できます。「金貨2枚+民兵」「銀貨3枚+民兵」なら揃えやすいでしょう。
ただし、最初のゲームにはアタックカードから身を護る「堀」が入っているので、民兵を買っても対策される可能性があります。堀は手札に持っていないと無効なので、どうせ攻撃するなら1枚だけではなく、数枚持っている方が痛い状況を作り出せます。
ちょっとだけ嫌われる勇気が必要な遊び方ですが、場が荒れるので残りのカードを上手く使えれば勝てるかもしれません。
銀貨を上手く使って勝つ
ドミニオン:基本の第二版から、最初のゲームに使われるカードに旧版と違いがあり、新しい戦法が使えるようになりました。
それが商人+銀貨です。商人が使えれば「金貨2枚、銀貨1枚」は「金貨1枚、銀貨2枚」でクリアできるようになります。
また、商人は「+1アクション」「+1カードを引く」の2つの機能を持っているカードです。
これは俗に「キャントリップ」と言われるカードで、結論だけいうとデッキに何枚入っていても無駄にならないカードです。
手札が5枚とも商人だったとしたら、商人を5回使っても手札はまた5枚になっており、まだアクションが1回使える状況になります。何も消費しないのでデッキ内にいくらあっても問題ないのです。
初手3-4スタートとして「銀貨」「商人」と買っていくと、3ターン目には「商人・銀銅銅銅」ならいきなり金貨ゲットとなり、かなり素早く動ける組み合わせになります。銀貨と商人のバランスに気をつけるだけで、効率良く6、8が出せて金貨や属州を取れる作戦になります。
他にも色々ありますが……
さあ、今挙げた作戦でどれが最速で毎ターン属州を取れるのでしょうか。
試してみましょう!コインプレイは初めて遊ぶならデッキの感覚を掴む為に1回はやってみた方が良いですが、遊んでもあまり楽しくないので、コインプレイと合わせて残り4つの作戦のうち1つを織り交ぜて試してみてください。何度かやってみると、その作戦の強さがわかってきます。
さあ、平日の癖にゲーム会へ!
とりあえず、ここまで読んだらもはや遊びましょう!
ドミニオンやりたい!と言っていただければ、ゲーム会に持っていきます。
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