ボードゲーマーの雑学 Vol.006 タイル配置

置きたいところに置けないから楽しい

さあ！今回もはりきって雑学！雑学ゥ！今回はボードゲームのメカニクスの一つ「タイル配置」を紹介します！「時間の無駄と言われる映画が見たい」こと星野☆船長であります！

タイル配置とは

タイル（カードの場合もあります）を場に置いて、その周囲のタイルの状況によって点数を獲得したり、有利な効果を得ていくタイプのゲームです。

タイルをただ置いていくだけであれば、色々なゲームにその要素はあります。ワーカープレイスメントの時に紹介したアグリコラは、個人ボード上に畑タイルを置く事がありますが、どこに置くかについては制限があるだけで、それが何か効果を発揮する事もないので、タイル配置っぽくありません。

置いた場所や元々置いてあったタイルとの兼ね合いで何かがある事が、タイル配置らしさになります。

つい最近遊んだばかり……勝ちましたとも！

かなり悩ましいタイル配置です。おっさん達をどう配置するのかだけでもかなり悩ましいし、お金がなくならないようにしないといけないし、点数は稼がないといけないし……面白いです！

平日の癖にゲーム会でよく遊ばれているイメージ。TAKEさんがよく持ってきてくれるゲームであります。

リソースの管理が激ムズです。持っていたはずの素材がいつの間にかなくなっている事もしばしば……計算違いになりますが、そこがおもしろいところです。

以前紹介したワーカープレイスメント同様、タイル配置だけのゲームは少なめで、他の要素と絡んで登場する事が多いです。画像で紹介したゲームは、全て要素として登場する物です。

これは有無を言わせずのカルカソンヌです。遊んだ事がないなら、まずはカルカソンヌから入っていくべきでしょう！多分、ほとんどのボードゲーム愛好家がそう答えるのではないかと思うレベルでおすすめの定番ゲームです。

なんと、今まで発売された拡張は50作品以上！こんなに長く遊ばせてくれるゲームはなかなかありません。

道を伸ばして城を作って、草原であえて寝る！修道院のまわりには土地を作れ！どこに置いたら点数が伸びるかな？と考えながら、場に出したミープル達を見て、タイルを置いていく……タイル配置ゲーとしての悩ましさが詰まった作品です。

運要素もあるので、勝ち負けにこだわらずに遊ぶ事も出来ます。

ええ、全部入れたら半分で済んでるような……？ pic.twitter.com/jbCEjTchn3
— 七つの海～ボードゲームが好きすぎる～ (@sevenseas_blue) July 29, 2019

船長の家にはカルカソンヌならBIG BOXという、どでかいバージョンもあるんですが、まだこれは一度も遊ばれた事がないのです……平日ゲーム会で遊んであげてください！

メカニクスの紹介もいいですが、そろそろまた違うネタにしたいので、ネタを探しに行こうかと思います。