点数獲得のルールが、次のターンまで残ってない……！
イベントバーエデンで行われていたボドゲ試遊バー（主催：シラオサ@サムバディズペイン）に行ってきたので、その時に体験した素敵ゲームを紹介します。試遊バーという名でしたが、出来上がっている物も遊んだのです。
エデンに行ってみたかったのと、せっかく行くなら興味のあるイベントの時に行きたいのと、自分の日程があうという3つが合致する日があったので、突撃したわけです。
今回は、そこで遊んだゲームの中でも、既に販売されている物を紹介します！
目次
基本情報
| 人数 | 2-6人 |
| 時間 | 10-30分 |
| 発売 | 2019年 |
| 言語依存度 | 日本語版のみ |
| ルールの複雑さ | 1ゲーム目で理解できる |
| 遊ぶならどんな時？ | 短い時間でサクッと考えたい |
おもしろポイント
- ルールは刻々と変化する！変化に対応するのだ！
- ルールばかり作っていると、先にクリアされてしまうぞ！？
- 題材がファンシーでかわいく、それだけでも十分に楽しいはず。
ごらん、パレードが始まるよ！
パレードの美しさを競うコンテストが開催されます。犬猫でパレードを作って審査してもらおうと思ったら……パレードの審査員が全員病欠だァー！
つまり、自分に有利な審査員に代理させてからパレードすれば、1位になれるのでは！？
邪な気持ちの入り交じるパレードの審査を制し、最も点数を稼ぐのは、どのプレイヤーなのでしょう！？
手札からカードを出して引く
自分の番が来たら手札からカード1枚を場に出します。カードを出す先は自分のパレードか、審査員席です。パレードは3匹で完成します。どのカードも出したくない場合、山札の一番上のカードを公開して自分のパレードか審査員席に置く事も出来ます。
最初の1匹は裏向きでパレードに出し、以降はこの前後に犬か猫を配置出来ます。
審査員席に置く時は、同じ色の犬猫でなければならず、今までに配置されていた審査員以上の数値でなければ置けません。
パレードは自分の強さとなり、審査員席はその強さの判断基準を決めます。審査員はコロコロ変わるので、強かったはずのパレードが失格となってしまう事もあります。
犬猫のカードには数値がついていて、初期審査基準では大きい数字ほど強くなります。
ただし、強弱は入れ替わる物……審査員席に静かなパレードに票を入れる犬猫が座ったら、大きい数字は負け要素になってしまうかも？
パレードの大きさは、左から順番に百の位、十の位、一の位となっています。3桁として計算されます。
カードの下部には、審査基準が書かれています。パレードに入るのか審査員になるのかによってカードの機能が違います。
パレードの入る場合には、犬か猫か、数字の強さが大事。審査員に入る時はカードの色と下部にある審査基準ルールが大事です。
審査は一次審査と二次審査があり、一次審査が通れないとその時点で失格で、次のラウンドまで待つ事になります。二次審査では順位を決める為、失格はありません。同条件なら早くパレードに入った方がより有利になります。
どんな審査基準がある？
パレードの作り方を決める審査員が1人、一次審査と二次審査審査基準は2つです。パレードの作り方は審査が始まるまでの場に手札を出す時の制限になります。
「お先にどうぞ」は先頭にしかカードが配置出来なくなります。「後ろにどうぞ」の場合、反対でパレードの最後尾にしかカードが配置出来なくなります。
一次審査の基準
最後尾が犬なのか猫なのかが、一次審査基準です。守れないと失格でパレードの得点にかかわらず次のラウンドまでおあずけです。
二次審査の時には、パレードの数値の強さを決めます。なるべく低い数字が良いのか、高い数字が良いのかで勝敗が決まります。同値の場合は、より早くパレードを完成させた方が勝ちます。
点数獲得
点数は、1位ならカード3枚、2位なら2枚、3位なら1枚と裏向きで渡されます。裏向きのままゲーム終了まで保持し、最後に公開して合計します。一番合計の高い人が勝利です！
ちなみに、カードは0～5までの数字となっていて、奇数が犬（ワンだから）偶数は猫（ニャンだから）となっています。
ルールはちょっと省略しましたが、ほぼ以上な感じです。
パレード開始！
イベントバーエデンでのボドゲ試遊バー、ゲームを作る人達と囲まれながら、船長だけは遊ぶ専門な人で混ざりつつバトル開始であります！
とりあえず1枚が裏表示になって本格的にゲームスタート……うーん、パレードの作り方を調整するカードが多いが、今回は既にパレードの作り方で5を出されてしまったから、ほとんど死んだ手札……もう少しバラけてほしかったなぁ……と思いつつ、とりあえず平均点を狙う形でカードを消化。3位……3位だけど引いたカードの運がいい。3点ゲット。平均点は取れてるぞ！
続いて、カードを入れ替えつつ2戦目。さっきは犬ばかり、今度は猫ばかりではないか。
というわけで、積極的にパレードが強そうなアピールをしながら、パレード作成完了。1枚目が勝敗決定を決める状況……でも、先頭の百の位、3なんですなぁ……2ラウンド目3位。3ラウンド目は3位、4ラウンド目は2位。
4人プレイで各プレイヤーが初手担当したのでゲーム終了へ。
枚数だけで言うと、シラオサさん有利。だが、船長の引いた点数は！
ほとんど3！2枚だけ2という思いっきり平均値！シラオサさん、1位取ってたのに0ばかり……1位16点 星野☆船長、2位15点、以下続く……で勝利であります！
またしても、持ってないゲームで勝ってしまいました。
良い軽ゲー！
何度か遊ぶと真髄が見える感じですね。プレイヤーが変わると戦術も変わってきそう。カードのイラストも良いし、これを1人で作ってるなんて凄いなぁ……
試遊した別なゲームも、特に目新しいという事はないゲームなんですが着眼点と思わず笑ってしまう、良い空間が作れるゲームでした。早くパッケージがちゃんとした物になって欲しい。
ゲーム作れる人は凄いね！ゲムマ2019秋に出た新作だったようですが、取り扱いが始まっている模様。作ったまんじろうさんが自らインストしてましたが、インストから面白かったので、将来もっと凄い事にならんかなーと期待してしまったのでした。
遊んだ場所
しょぼい起業で生きていくの著者、えらいてんちょうが作ったバー……思っているよりずっとしょぼかった（褒め言葉）
ああー、三匹のパレードと新作、どっちも欲しいなぁ……
三匹のパレードposted with AmaQuick at 2020.01.26まんじ堂
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